グルメ気取りの友だちでさえ、ただちにメロメロになること確実な厳選の6料理

千もの島々がある国、クロアチアは、数多くのグルメの側面をもつ国でもあります。伝統料理好きな方でも、モダンなグルメのファンでも、クロアチア料理のアドベンチャーは、きっと期待に存分に応えてくれるはず…それよりはるかに超えてしまうかもしれません!

ペカ

ペカ pekaの料理法は千年を超える古いものですが、食材に凝縮されたうまみを引き出す最良の調理法であるため、こんにちでもなお、現役で使われています。ペカ(釣鐘状の鉄鍋)では、魚、カニ、貝類、野菜、チキン、ラム、ポーク、仔牛など、お好みしだいでどんな食材も調理できます。おいしいペカ料理作りには、ホンモノの料理人が必要で、調理のコツは世代を超えて受け継がれています。ペカ料理は、もちろん食べるだけでもごちそうですが、調理しているのを見るのも、同じくらいワクワクする体験。芝のうえに腰かけ、ホームメイドのラキヤ(蒸留酒)をちびちび飲みながら、このとびきりのグルメを待つ時間を楽しみましょう。

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串刺しの鯉

世界各国のあちこちに鯉料理のレシピは数多くあれど、クロアチア領のドナウ川右岸で食べる鯉料理の右にでるものはない、とエキスパートたちは考えています。洗ったあと身を開き、味付けをして、大きな串に刺された鯉は、数時間ものあいだ、あつく熱したグリルのうえでじっくり焼かれます。そして、仕上げはもちろん、こちらもまたドナウ川岸まで広がる地元のワイン園で仕込まれた上質のワインで、究極のおいしさがきわまります。

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クロしみ

日本の伝統料理刺身をクロアチア流に進化させた「クロしみcroshimi」(クロアチアンさしみ)には、日本人もびっくり。クヴァルネル産エビの身など、新鮮な極上のシーフードが、芳しい香りの地中海域に自生する食べられる野草と供されます。さらに、ブジャbuža種をはじめとする数多くのオリーブ種のなかから、ベストマッチのオリーブオイルが選ばれ、最後に、ソムリエが、ダルマチア・ポシップPošipに代表されるような、選りすぐりのトップクオリティのクロアチア固有種のワインで、ハーモニーを仕上げます。

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シュトゥルクル

シュトゥルデルは、オーストリア・ハンガリー帝国の皇帝や将軍のためにもともと考案された料理ですが、世界を平和裏に征服しました。こんにち、一番おいしいシュトゥルデルは、クロアチアで作られ、シュトゥルクルštruklと呼ばれています(シュトゥルクリは複数形)。カッテージチーズとクリームを素材として、ボイル、グリル、またはローストの調理法で作られるシュトゥルクルは、塩味風または甘いデザート風のいずれのバージョンでもたまらない味わい。ニューヨークの国連本部のレストランに、クロアチア料理のシェフを招いて、わざわざシュトゥルクルを作らせたハリウッド女優、アンジェリーナ・ジョリーに、その魅力のほどを聞いてみてはいかがでしょう。

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プルシュト(プロシュート)

クロアチア人はプルシュトpršut(プロシュート)が大好き。ダルマチア風とイストゥラ風の二種類の極上の生ハムを産出しています。いずれの場合も、地元風ブラで乾燥させ、最短でも一年は熟成。イストゥラ風プルシュトは月桂樹の葉、ローズマリー、胡椒、ガーリックを肉の表面にすりこむのに対し、ダルマチア風プルシュトは、強力粉とラードを混ぜ合わせたものでコーティングしたあと、ゆっくりコールドスモークします。プルシュトのようなグルメのおともには、クロアチア産トップワインが欠かせません。イストゥラ風プルシュトには、イストゥラ産テランTeran、ダルマチア風プルシュトには、ダルマチア産プラヴァツ・マリ Plavac Maliの赤ワインはいかがでしょう。

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マラスカ

ダルマチア地方では、ザダルっ子たちがもう何世紀にもわたって、ザダル地方産のサワーチェリー、かの有名なマラスカ Marascaチェリーが、世界一だと自負してやみません。そして、現代の科学者たちも、マラスカチェリーが芳香成分の割合がほかのチェリーより秀でているとして、この自慢を裏付けています。この高貴なフルーツを楽しむ極上のレシピは、生のマラスカチェリーでシャーベットを作り、マラスカのリキュール、マラスキーノMaraschinoをふりかけていただくというもの。マラスキーノ酒は、ロイヤルファミリーやアルフレッド・ヒッチコックにも愛された伝説が残るほど有名な飲みもの。このとっておきのデザートをいただくときは、マラスカの香水のかおりを漂わせた部屋で是非どうぞ。

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ここでご紹介しているのは、クロアチアン・グルメのたくさんの顔のごく一部にしかすぎません。クロアチアのそれぞれの地方には、息を飲むような味覚や香りがあふれています。クロアチア各地に広がるグルメの冒険にいますぐ乗り出しましょう!クロアチア内陸部と海岸部のどちらを選んでも、食を堪能していただけること、まちがいありません!