Photo by Ivo Pervan

千の島々、千のアクティビティ

よりどりみどりで、うれしい悲鳴。千以上もある島のなかから、クロアチアでとびきりのアイランド・バカンスを選ぶなら、どうすべき?しかも、どの島をとっても、世界一きれいな海に囲まれていて、なかでもひとつ(フヴァール島)は、ヨーロッパ中で一番太陽がいっぱいなだけでなく、世界一ユネスコ世界遺産が多い島なのです。

お気に入りのビーチをみつける

どこからはじめましょう?やっぱり、まずビーチから。ブラーチュ島ボルの象徴ズラトゥニ・ラット(黄金岬)から、ヨーロッパのベストビーチに選ばれた、ヴィス島のごきげんな隠れ家スティニヴァStinivaまで、クロアチアの島々には、珠玉のビーチセレクションがめじろおし。クロアチアには砂浜がないですって?島全体が砂で覆われているスサクSusak島なら、砂浜パラダイスが待っています。生まれたままの姿でのんびりするなら、退位後のイギリス王が1936年にはじめたヌーディズム発祥の地といわれているラブ島のビーチや、CNNの世界トップ・ヌーディストビーチに選ばれたイェロリムJerolim島なんていかが?

レジェンドをめぐる

クロアチアの島々をとりまく伝説をめぐるのもお忘れなく。ギリシャ神話の英雄オデュッセウスや、新約聖書の著者のひとり、聖パウロが、漂着したと言い伝えられているのは、ムリェット島。この島に来たなら、類まれな国立公園を訪れるのもお忘れなく!ほかにも、ドゥブロヴニクからの小旅行にぴったりのロクルムLokrum島に行って、地元に伝わる人魚や妖精や海賊たちの物語の数々にふれてみるのもよいかもしれませn。

ワインを味見

さあ、ワインとクロアチアが誇る130もの固有品種のはなしをしましょう。コルチュラ島のグルクGrk、ヴィス島のヴガヴァVugava、フヴァール島のボグダヌシャBogdanuša、ショルタ島のドブリチッチDobričićに、クルク島のジュラフティナŽlahtinaなど、固有品種の多くはそれぞれの島独自に育まれています。

地中海式食文化を楽しむ

ゆたかなアドリア海の幸にめぐまれ、シーフードは、もちろんクロアチア料理で重要な位置を占めています。クロアチアでは、魚は三度泳ぐ、と言われているのをご存知ですか。まず、澄みきったアドリア海の中を、次に料理の段階でオリーブオイルのなか、そして最後に食事のときに、ワインのなかを。地中海式食文化が、ユネスコ世界無形文化遺産に登録されているのも、納得がいきます。さらに、それぞれの島にも、独自の伝統とレシピがあります-ヴィシュカ・ポガチャViška pogača(ヴィス島のお惣菜パン)、ブラーチュ島のヴィタラツvitalac(ラム肉モツ料理)や、フヴァール島の食用ヤマネ祭りなど。

自然に恋する

そして、誰もが驚嘆する自然美の数々-圧巻のビシェヴォBiševo島の青の洞窟や緑の洞窟、ハートの形をしたガレシュニャクGalešnjak島などなど-このほかにも、息をのむような人の手が創り出した驚異の数々まで。もちろん、野生の動植物マニアにも、ツレス島に生息する珍しいシロエリハゲワシや、ロシニュ群島のイルカなど、みるべきものはもりだくさんです。

人の手がつくりだした美を堪能する

シベニク近くのちっぽけな小島バリェナツBaljenac島ほど、目をみはる風景には、なかなかおめにかかれないはず。この島は、表面積がほんの14ヘクタールしかありませんが、23.36キロにも及ぶ石を積み上げた壁は、見るものを圧倒します。このほかにも、ユネスコ世界遺産に登録されているスタリ・グラード平原(フヴァール島)、九人の修道士が、手作業でピアノを運びこみ、その道中56リットルものワインを飲んだとの逸話が残る荘厳なブラツァBlaca僧院や、神秘的なドラゴン洞窟(いずれもブラーチュ島)、ヴィス島の軍事洞窟などは、いずれも人の手がつくりだした傑作のハイライトです。

伝統に仲間入り

伝統にご興味?それなら、ラストヴォ島のカーニバルからイェルサJelsa(フヴァール島)の復活祭の祭礼行列まで、クロアチアの島々には、民俗伝承を現代につたえる数々のイベントがあります。クロアチア訪問中に開催されるイベントを、ぜひ地元の観光協会でご確認ください。また、フヴァール島には、クロアチア観光の歴史のルーツがあります。ヨーロッパ初の組織的ツーリズムは、フヴァール健康協会の設立をもって、1868年フヴァール島で幕開け、その温暖な気候がもつ健康回復力は、こんにちに至るまでつづいています。また、ロシニュ島がバイタリティの島として知られていることにも、充分な根拠があるのです。

航路を自由自在に旅する

もりだくさんのチョイスを、どうやって今回のバカンスにつめこみましょうか?クロアチアでは、主要な有人島は一年中、充実した海路交通ネットワークで結びついているので、心配ご無用。さらに、プライベートの高速艇サービスが、旅をもっと便利にしているため、ちゃんと計画をたてれば、豊かな多様性にあふれたクロアチアの島々を、いくつでもすきなだけ訪れることができます。

最後に残された質問はひとつだけ-もとめているのは、クロアチアの島のどの体験?